こんにちは。

アスリートビューティーアドバイザー花田真寿美です。

 

先日、チームアスリートビューティーオンラインプログラム「スポーツアロマ講座」の中で

下記の質問がありました。

「ドーピングに注意が必要な成分として「クローブ」があると教えて頂きましたが、私は「ゼラニウム」に注意が必要と聞いた記憶があります。ゼラニウムに関してはいかがですか?」

 

担当講師:神崎貴子先生にお答えいただきました。

「精油とアンチドーピングアロマ(精油)のゼラニウムは全く関係ありません。

6年前のあるニュースからずっとゼラニウムがドーピングだと誤解があり業界でも困惑している案件です。

 

精油には筋肉を大きくしたり、強くするものはありません。

丁字/漢方(クローブ)は

2019年から興奮薬にあたり指定成分です。

漢方薬として飲む場合と、香辛料でも使われているので

実際どのくらいの量を食べると違反になるのか食事の中では不明です。

精油(クローブ)もマッサージとして塗った場合も不明です。

 

海外から輸入されるサプリメントで、成長ホルモンが入っているサプリがあります。

現在も販売されています。これはアスリートは禁止です。

筋肉を強化する合成な成分が入っています。販売される際に成分を日本名で記載しますが、その一部成分に、ゼラニウム根という名称の成分が書かれています。

そもそもアロマで使われているゼラニウムとは全くの別の物です。

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わかりにくい表記があったり、競技によっても禁止物質が違うのでややこしい部分ですよね。

2021年からアンチドーピングのルールが大幅に変更されました。

ドーピング検査の対象として、いままでは特明示がなく、トップアスリートだけのものと捉えられていましたが
今回の変更では、
レクリエーション競技者、要保護者(16歳未満、18歳未満で国際大会でたことがないひと、おそらく国体レベルの選手がこれ当たると思います)が
明示されるようなりました。
アンチドーピングはスポーツをするひと全て関係するという認識が必要です。

オススメいただいたガイドブックで見やすかったものを共有しますね。

 

薬剤師のためのアンチドーピングガイドブック2020(2021版は、まだ公開されていませんでした。)

▼見やすいなと思いました!

https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/activities/guidebook_web2020.pdf

▼ふ せ ご う ! う っ か り ド ー ピ ン グ(山口県薬剤師会)

http://yama-yaku.or.jp/antidoping/supplements.html

 

検索にオススメなサイト、アプリは二つ。

▼競技毎で禁止物質が違うので、Global Droで検索

https://globaldro.com/JP/search

薬の確認方法等、Global DROの検索結果についてわからないことがあれば、「JADA公認スポーツファーマシスト」にいつでも相談を!とのことなので、わからないことがあればまず相談してみましょう。

 

▼検索履歴、非故意証明書の発行が出来るDINX

DINX – Google Play のアプリ

検索履歴、非故意証明書が出来るって有難いですよね・・・!

hero-xがにしていてくれていた!

http://hero-x.jp/article/8559/

 

是非、一読してみてくださいね。