京都先端科学大学の学生さんが
アスリートビューティーに関する卒業論文を共有してくださいました。
今年は3校から「卒業論文のテーマにしたい」とお問い合わせいただきました。
論文を読ませていただいた中で、
アスリートたちがメイクに対して抱く偏見や先入観は、時代の変化とともに変わってきていると改めて感じました。
―論文一部抜粋―
>「メイクをしている人のことを最初は「弱い」と感じてしまう」と
述べていた選手たちが、大学で多くの強い美しい選手に出会ってから考え方が

変わり、「強い選手ほどメイクや身なりがしっかり整っていて、見るからにかっこよくて魅力がある」と述べていた

私自身も、メイクをしている選手は「弱い」と感じていたし
自分は我慢しているからこそ、メイクをしている選手には負けたくないという気持ちがあったことを思い出しました。

京都先端科学大学の 束原文郎先生と、卒論に取り上げてくださった

束原ゼミ生の斎藤さんとお話しをさせていただいた中で
特に印象的だったことは
「団結」と「同調は」イコールなのか。という齋藤さんが感じた疑問。
周りがメイクをしていないから自分もしない、というのは「団結」の名の下に隠れた同調圧力になってしまう場合があると私は考えます。
個々人が自分らしく輝くことが大切であり、メイクをすることがアスリートたちの自己表現につながることもあるのです。
―論文一部抜粋―
>メイク1つでメンタルを良い方向に導ける可能性が上がるにも関わらず、
部則や暗黙のルールでメイクやネイルなどの自己表現を抑制するのは、非合理的である。

とも齋藤さんが検討しているように

アスリートたちがメイクをすることに興味を持つことは、

自分自身を表現する方法を広げることにつながるだけでなく、

自信を持って競技に臨むことができることにも繋がります。

このように私以外の方が「アスリートビューティー」に興味を持ってもらうことは

とても励みになります。

ありがとうございました。